Lecture Notes

顎関節症の診断とスプリント治療

実習を交えた臨床講義 — 開口路・筋触診・スプリント調整・ハイパーモビリティ
2025-10-13 60.7分 mlx-Whisper + Gemini Flash で自動生成
1. 顎関節の検査手技

検査 開口路と開口量の評価

鑑別 レートクリック vs アーリークリック

「アーリーだったらここから曲げる。レートだったら30から曲げるっていうふうに、そこまで見て曲線を書いてください」
2. 筋触診の実技

手技 咬筋の触診

NG: マッサージ触診コリコリやっても意味がない。片側ロックなしだと力が逃げる
OK: ロック+1点触診片方を固定して1000gで押す。痛みの判定ができる

手技 咬筋深層の触診

手技 顎二腹筋の触診

「噛んで分かるのは咬筋。側頭筋も噛めばいい。顎二腹筋は上を向いてもらって触る」

臨床Tips 触診前に予測を立てる

バイトを見てII級1類+アンテリアルガイダンスなし → 常に顎二腹筋がオーバーワーク → 「ここ絶対痛いですよ」と言ってあげると信頼感が上がる

3. 症例デモ: 3A診断
32.8mm
初期開口量
3A
顎関節症分類
II級1類
Angle分類

症例 復位を伴う関節円板前方転位(3A)

手技 マッスルエナジー法(マニピュレーション)

1前にずらす下顎を前方誘導
2キープ力は入れない
3大きく開口あくびのイメージ
4閉じる3回繰り返す
4. ハイパーモビリティ

注意 ハイパーモビリティの危険性

「ハイパーモビリティは開けばいいっていう話じゃなくて、危険だよっていう話」

患者指導 ハイパーモビリティの対処

56mm
施術前
50.1mm
施術後
-5.9mm
改善

自分で「開けちゃいけない」と思った結果ではなく、適正なポジショニングにより自然に制限がかかった

5. スプリント治療

治療 ソフトスプリント → ピボット型スプリント

1ソフトスプリント早期接触を除去
4,6,7番の咬合確立
2ピボット型下顎頭を円板に誘導
開口量を改善
3リハビリ継続前方運動+開口運動
自宅でも継続
6. 臨床パール(まとめ)

Key Takeaways